“びすゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
微睡50.0%
美翠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小さい精神の疲れがくわうとした数分時の微睡びすゐに自分を誘ひ入れた。そこへ
父の死 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
西行が白峯紀行にも書いた「——清涼せいりやう紫宸ししいの間、百官にかしづかれ給ひ後宮後坊のうてなには、三千の美翠びすゐかんざし、あざらかにて、おんまなじりに懸らんとのみしあはせし給ひし……」
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)