“ひとなぬか”の漢字の書き方と例文
語句割合
一七日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて一七日ひとなぬか二七日ふたなぬかと過ぎゆくほども、お糸は人の妻となりし身の、心ばかりの精進も我が心には任せぬをうらみ、せめてはと夫の家の仏壇へともす光も母への供養
心の鬼 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
近々とお姿を見、影を去って、ひざまずいて工夫がしたい! 折入ってお願いは、相叶あいかなうことならば、お台所の隅、お玄関の端になりとも、一七日ひとなぬか二七日ふたなぬか、お差置きを願いたい。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)