“ばかま”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう種類のではたとえばたっつけばかまのカルサンというのがインドへんから来ているかと思うと、イタリアにも類似の名が出て来たりするのである。
弥吉は、そのまま縁側に手をついたなり、俯向うつむいてしまった。磨きをかけた縁板に、児太郎の小姓ばかまの銀縫いの影がちらついていた。口が過ぎたのだ。
お小姓児太郎 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
多くは雨が降ろうが日が照ろうがブラブラ遊んでいて、いよいよ切迫せっぱつまって初めて不精不精に印袢纏しるしばんてんをひっかけたり破ればかましわをのしたりして出かけた。