“はんざつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煩雑85.0%
繁雑15.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近所隣りや親類同士の附き合いがうるさかったりするので、そのめに余計な入費も懸るし、簡単に済ませることが煩雑はんざつになり、窮屈になるし
痴人の愛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
やがて象形文字の直観的煩雑はんざつ性を克服し、半ばは音表文字の作用をも勤めつつ、直接に意味を現わす形象として、異常な発達を示して来たのである。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
その激甚げきじん繁雑はんざつ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)