“はつせみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
初蝉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城の奥は、若葉のみどりにつつまれて、時折、初蝉はつせみの声がするほか、じゃくとしている。しかもなお今朝から登城した諸将で退さがって来るものは一名もなかった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)