“はちすば”の漢字の書き方と例文
語句割合
蓮葉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓮葉はちすばを同じうてなと契りおきて露の分かるる今日けふぞ悲しき
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ありし世をしのぶにゆかし亡き人の魂の行方と蓮葉はちすばを見て
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
子にも妻にもいと酷き鬼のやうなることなりけり、爽快いさぎよきには似たれども自己おのれ一人を蓮葉はちすばの清きに置かん其為に、人の憂きめに眼も遣らず人の辛きに耳も仮さず、世を捨てたればと一口に
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)