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にしきこうじ
ふりがな文庫
“にしきこうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
錦小路
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦小路
(逆引き)
京極三太郎は編集長の云いつけで、
錦小路
(
にしきこうじ
)
という、曾ての
公卿
(
くげ
)
華族を訪ねました。その家の有名なお嬢さんが、映画界に入るという早耳の噂を聴いて、訪問記事の
特種
(
とくだね
)
を取るためだったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:14 第四次元の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
既にして岡本氏の家衰えて、
畑成文
(
はたせいぶん
)
に託してこの
巻
(
まき
)
を
沽
(
う
)
ろうとした。成文は
錦小路
(
にしきこうじ
)
中務権少輔
(
なかつかさごんしょうゆう
)
頼易
(
よりおさ
)
に勧めて元本を買わしめ、副本はこれを
己
(
おのれ
)
が家に
留
(
とど
)
めた。錦小路は京都における丹波氏の
裔
(
えい
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
うわさのあった復興最中の都会の空気の中に身を置いて見て、案内顔な香蔵や景蔵と共に連れだちながら、平田家のある
錦小路
(
にしきこうじ
)
まで歩いた時。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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