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なんてんぼう
ふりがな文庫
“なんてんぼう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
南天棒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南天棒
(逆引き)
中馬には片つ方の
耳朶
(
みゝたぶ
)
が無い。それはこの男が西の宮の
南天棒
(
なんてんぼう
)
和尚の
許
(
とこ
)
に居た頃、ひどい
傷
(
けが
)
をして
耳朶
(
みゝたぶ
)
が
拗
(
ちぎ
)
れかゝつた事があつた。中馬は猿のやうに耳を押へて医者の
家
(
うち
)
に走つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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