“なにがしまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
某町75.0%
某市25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらく故郷を離れたが正作は家政の都合つごうでそういうわけにゆかず、周旋しゅうせんする人があってなにがし銀行に出ることになり給料四円か五円かで某町なにがしまちまで二里の道程みちのり朝夕ちょうせき往復することになった。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ある時この婦人がマサチウセツツの某市なにがしまちへ旅をした事があつた。途中で道を迷つてひどく当惑してゐるところへ、農夫ひやくしやうが一人通りかゝつた。
「一寸お訊ねしますが、某市なにがしまちへはこの道をきますか。」