“どうちゅうすごろく”の漢字の書き方と例文
語句割合
道中双六100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古いころの双六は今ある一枚刷いちまいずりの道中双六どうちゅうすごろくなどとはちがって、将棋しょうぎと同じようなばんの上の競技であった。そうしてその遊びをすることを打つといっていた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
往来をあおいで招くが、道幅の狭い処へ、道中双六どうちゅうすごろくで見覚えの旅の人の姿が小さいから、吹飛ばされそうです。
伊勢之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今も、道中双六どうちゅうすごろくをして遊ぶのに、五十三次の一枚絵さえ手許てもとにはなかったのだ。絵もとうとい。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)