“とゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
都邑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読む事に重きを置いた昔の寺子屋風が残っていた時代のことであるから、地理の教授などは極めて簡単で、大抵この暗射地図で山川都邑とゆうの名を暗記せていたのであった。
金峰山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
私は私が旅行した都邑とゆうおける無数の興味ある事物に言及さえもしないで済んだ。
こんな知った人もない一小都邑とゆう! 風はないようであったが、旨く行って町中総めの大火にでもなってくれれば有難いぞと念じながら、私は丹前の上にしっかりと帯を締め直していると
生不動 (新字新仮名) / 橘外男(著)