“でおんな”の漢字の書き方と例文
語句割合
出女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕暮のことであったので、旅籠屋の門口かどぐちでは出女でおんななどが、大声で旅人を呼んでいた。
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とこんなふうに申し上げればそれでことが済むんでございます、お関所にも抜け道があり、お調べにも言い抜けの道があるんでございますがね、やかましいのは入鉄砲いりでっぽう出女でおんなといって
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
出女でおんな鉄砲でっぽう」と言った昔は、西よりする鉄砲の輸入と、東よりする女の通行をそこで取り締まった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)