“てくばり”の漢字の書き方と例文
語句割合
手配100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よびて其方は天一坊召捕方めしとりかた手配てくばりを致べしと仰付られ池田大助には天一坊召取方めしとりかたを申付らる是によつて三五郎は以前の如く江戸出口十三ヶ所へ人數にんず
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この行列は、監物けんもつの日頃不意に備える手配てくばりが、行きとどいていた証拠として、当時のほめ物になったそうである。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
人の手配てくばりに抜かりなく、ことにその手利てききの一人として机竜之助を頼んでおいた。明日になれば、首のない近藤勇の死骸を、島原界隈かいわいで見つけることができる。