“たまごがた”の漢字の書き方と例文
語句割合
卵形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある日などはチュンセがくるみの木にのぼって青いおとしていましたら、ポーセが小さな卵形たまごがたのあたまをぬれたハンケチでつつんで
手紙 四 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そのまつたくの卵形たまごがたをした肌理きめの細かな顏には何一つ力といふものがなく、その鷲鼻わしばなにも小さな櫻桃さくらんぼのやうな口にも斷乎だんこたるものはなく、その狹い平坦へいたんひたひには思慮などなく