“たいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
泰斗76.9%
大都19.2%
大斗3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロシアのパウロフという生理学の泰斗たいとが工夫したものでありまして、例の如く鯉坂君は、パウロフの報告だけでは満足せず
新案探偵法 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
春の大都たいとのけしきは、ビルディングの屋上から見ると、まるで金粉をまいたよう、その美しさというものはありません。
九つの鍵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
岩山の頂きには古代契丹の放胆な規模を思わせる仏殿があり、無垢の黄金と黄瓷を載せた天蓋が、青銅の緑と大斗たいとの朱と照応して虹のような美しい光を空に放っている。
新西遊記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)