“ぜにぶくろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
銭嚢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はふところから銭嚢ぜにぶくろを取り出した。子供たちはぴたっと口を閉じ、眼を光らせて彼の手もとを見た。彼は文銭をあるだけ出して、さきの子供の手へ与えた。
しじみ河岸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)