“すいじば”の漢字の書き方と例文
語句割合
炊事場100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬の朝など——まだ霜の白い地をふんで炊事場すいじばから三町もある法輪寺川へ、荷担にないに水桶をって水を汲みにゆく範宴のすがたが、よく河原に見えた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
明智探偵が借りている部屋は、浴室や、炊事場すいじばをべつにして、五間もあるのですが、そのいちばん奥まったところに、マユミさんの寝室がありました。
妖人ゴング (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)