“じょうど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浄土91.7%
壌土8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは専念に当来とうらい浄土じょうど渇仰かつぎょうすべき僧侶そうりょの身で、鼻の心配をするのが悪いと思ったからばかりではない。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
文句の面白おもしろさもあって、踊るひと、るひと共に、大笑い、天地も、ために笑った、と言いたいのですが、これは白光浄土じょうどとも呼びたいくらい、荘厳そうごんな月夜でした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
ひろもあるかと思われる黒い壌土じょうどの層が、水気をふくんだうるみ顔をこちらに向けている。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)