“しょうそこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
消息100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心の底にゆるぎなき誠をつつみたまふと知りて、かねて我身いとほしみたまふファブリイス夫人への消息しょうそこ、ひそかに頼みまつりぬ。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
物語りする刀自たちの話でなく、若人らの言うことは、時たま、世の中の瑞々みずみずしい消息しょうそこを伝えて来た。奈良の家の女部屋は、裏方五つ間を通した、広いものであった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
かねてわが身いとおしみたもうファブリイス夫人への消息しょうそこ、ひそかに頼みまつりぬ
文づかい (新字新仮名) / 森鴎外(著)