“しやうび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
賞美42.9%
薔薇42.9%
詳備14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
送りける故吝嗇りんしよく無類むるゐの五兵衞さへ萬端久八に任せ主人に代りて取扱とりあつかふ樣に成りけるに彌々いよ/\人々賞美しやうびして伊勢五の白鼠しろねずみと云れて店向の取締りをも爲すこととなりたりけり因て右捨子の次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そはわれいばらが、冬の間はかたく恐ろしく見ゆれども、後そのこずゑ薔薇しやうびの花をいたゞくを見 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
これは尋常人が五雑組ござつそに出でてゐるとおもふべきをおもんぱかつて、其非なることを言つたものである。一事に逢ふ毎に考証の詳備しやうびを期するのは、固より蘭軒の本領である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)