“しゃもや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軍鶏屋71.4%
軍雞屋14.3%
鳥屋14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一羽でよせばよかったのを、もう一羽と長追いをしたのが運の尽きだ。おれは軍鶏屋しゃもやの廻し者じゃあねえ、そこら中の鶏を取って歩くものか。ばかばかしい」
半七捕物帳:23 鬼娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
とチョコ/\と来た者は妙な男で、もと東京の向両国むこうりょうごく軍雞屋しゃもや重吉じゅうきちと云う、体躯なりの小さい人でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
宿屋のふじや、やなぎや、鳥屋しゃもやの鳥長、すしやの宝来、うなぎやの川松、瓦煎餅の亀井堂、軽焼屋のむさしや。
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)