“しじゅうがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
四十雀50.0%
白頭翁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、じつは半分は歌を作ってあるくんだからおもしろい。それこそかまやしねえ。山路などにかかるてえとすみれが咲いてる、四十雀しじゅうがらが鳴いてる。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
鳥は一ト声も音を聞かせず、皆どこにか隠れてひそまりかえッていたが、ただおりふしに人をさみした白頭翁しじゅうがらの声のみが、故鈴ふるすずでも鳴らすごとくに、響きわたッた。
あいびき (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)