“ごせいげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
呉清源100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は呉清源ごせいげんと二度しか会ったことがない。この春、月刊読売にたのまれて、呉清源と五子で対局した。
呉清源 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
当時は囲碁界に於て木谷怪童丸と呉清源ごせいげんの両新人が現れて、碁界は三連星、天元等々新風サッソウたるにひきかえ、将棋の方は老朽七八段がガンクビを揃えて、あとにつゞく新風なく
戦後新人論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
呉清源ごせいげんと岩本本因坊の十番碁が読売新聞の主催で行われることになり、その第一回戦がこの旅館でひらかれたのである。私は観戦記をたのまれた。手合の前日の夕方、平山記者が現れて
九段 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)