“ごうぶく”の漢字の書き方と例文
語句割合
降伏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雍州府志ようしゅうふし』に京の勝仙院住僧玄秀の時、不動尊の像の左のひざを鼠が咬んだ、秀、戯れに明王諸魔降伏ごうぶくの徳あって今一鼠を伏する能わずといった
不動尊の背負しょって居らるる伽婁羅炎かるらえんという火は魔が逃げれば逃げるだけ其火燄ほのおが伸びて何処までも追駈けて降伏ごうぶくさせるというが、嫉妬しっとの火もまた追駈ける性質があるから
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)