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こぶしさが
ふりがな文庫
“こぶしさが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
拳下
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拳下
(逆引き)
穴の
縁
(
ふち
)
が少し
焦
(
こ
)
げてゐるところを見ると、此の位置から
拳下
(
こぶしさが
)
りに撃つたもので、その工合は臺の上に
結跏趺坐
(
けつかふざ
)
した佛像が、膝だめに打つ放したものとしか思はれません。
銭形平次捕物控:155 仏像の膝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いや、お隣りの羽目まで、庭の一番深いところで五間そこ/\。羽目には手掛りも足掛りもないし、屋根の上から弓を射たのでは
拳下
(
こぶしさが
)
りに狙つても、茶の間の奧の唐紙へは來ませんよ」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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