“くりいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
栗色85.7%
褐色14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でっぷりとして、毛深くて、立派な毛皮にくるまって、栗色くりいろのからだには金色の斑点はんてんがあり、その眼は黒々としている。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
トオストをかじりながら、栗色くりいろの髪の若い女が何やらもの静かに話しかける度毎たびごとに、荒あらしくそちらへ体をねじ曲げては無雑作に答えるかと思うと
旅の絵 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
地平のあたり、一団の褐色くりいろなして、つらなめて
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)