“くらんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蔵人83.3%
藏人16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御池みいけ十郎左衛門だの太田黒兵助おおたぐろひょうすけだの、南保なんぽう余一兵衛、小橋蔵人くらんどなどとよぶ十剣の人たちは、その演舌が気にくわない顔つきで
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただちにお城内、お濠方畑野蔵人くらんど、三宅平七御両名へ、右門、二、三日中によき生きみやげ持参つかまつると伝言すべし
小河縫殿助ぬひのすけ、小河織部、久野四兵衞、小河專太夫、畝町には井上監物けんもつ、吉田壹岐いき、伊丹藏人くらんど、高橋忠左衞門、小河長五郎、金出口には野村右京、加藤圖書づしよ、村田出羽、毛利又右衞門、久野外記げき
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
こいつは讀むのにコツがありますよ。お弓町の多良井藏人くらんど樣のお腰元お玉が死んだ。自害といふことになつてゐるが、人に殺されたに違ひない。親分のお力で下手人を擧げて、お玉のうらみ