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きんいおう
ふりがな文庫
“きんいおう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
金硫黄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金硫黄
(逆引き)
「
金硫黄
(
きんいおう
)
と
塩酸加里
(
えんさんかり
)
を交ぜ合した物を持って、
三田辺
(
みたへん
)
をうろついたこともあったね」
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
やがて大阪に着しければ、
安藤久次郎
(
あんどうきゅうじろう
)
氏の宅にて同志の人を呼び
窃
(
ひそ
)
かに包み替えんとするほどに、
金硫黄
(
きんいおう
)
という薬の少し
湿
(
しめ
)
りたるを発見せしかば、
鑵
(
かん
)
より取り出して、
暫
(
しば
)
し
乾
(
ほ
)
さんとせしに
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「有一館の時代だったら、
金硫黄
(
きんいおう
)
と
塩酸加里
(
えんさんかり
)
で
覘
(
ねら
)
われるところだったね」
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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