“きれあじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
切味62.5%
斬味37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつぞや大菩薩峠の上で生胴いきどうためしてその切味きれあじに覚えのある武蔵太郎安国のきたえた業物わざものを横たえて、門弟下男ら都合つごう三人を引きつれて、いざ出立しゅったつ間際まぎわ
……薫るのなんぞ何のその、酒のひやの気を浴びて、正宗を、びんの口の切味きれあじや、にえも匂も金色こんじきに、梅を、おぼろたたえつつ、ぐいと飲み、ぐいとあおった——立続けた。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ああ、見える。すごい斬味きれあじだ、サイクロ銃は……」
宇宙戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)