“かんざきよごろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神崎与五郎66.7%
神崎與五郎33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋雨あきさめいて箱根はこねの旧道をくだる。おいたいらの茶店に休むと、神崎与五郎かんざきよごろう博労ばくろう丑五郎うしごろうわび証文をかいた故蹟という立て札がみえる。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これよりさき前原伊助、神崎与五郎かんざきよごろうの両人は、内蔵助の命を帯びて、すでにその年の四月中江戸に下っていた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
矢ッ張り寒い所為で、世間一統、亀手かじかんで居るんだナと思う。今夜は後席に、重友しげとも神崎與五郎かんざきよごろうの一席、之で埋合せがつくから好い……
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)