“かんぎゅうじゅうとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
汗牛充棟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言いましても、支那の著作物は文字通りの汗牛充棟かんぎゅうじゅうとうで、単に〈志怪の書〉だけでも実におびただしいのでありますから、容易に読破されるものではありません。
今日汗牛充棟かんぎゅうじゅうとうの歴史の書はあるけれども、まだまだ我々には学べば学ばるる新しい過去の知識が、しこたま潜んでいるということをこの地名の不可解が教訓しているのである。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
何故なにゆえにかくもわれわれに働きかけてやまないか、——それはしばらくベートーヴェンの伝記から語らなければならないところであるが、ベートーヴェンの伝記は文字通り汗牛充棟かんぎゅうじゅうとう
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)