“かんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
感泣45.0%
緩急45.0%
棺柩10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「成政こと、切腹をも、お申しつけられるべきのところ、御寛大なお沙汰をうけ、感泣かんきゅうしておりまする。過去は水にながして、何とぞ以後も」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「文人読者をして新思想を抱かしめ、知らず識らず旧思想を嫌悪けんお否定するに至らしむるの用意なかるべからず」とは手段の緩急かんきゅうをいへるなり。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「屋根のある棺柩かんきゅう」とでも云いたいような建物がぽつぽつ並んでいる。
雑記(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)