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かたしは
また根鳥の王
四、
庶妹三腹の郎女に娶ひて生みませる子、
中日子の王、次に
伊和島の王二柱。また
堅石の王
五の子は、
久奴の王なり。
かく歌ひつつ幸でましし時に、御杖もちて、大坂
一二の道中なる大石を打ちたまひしかば、その石走り
避りき。かれ諺に
堅石も
醉人を
避るといふなり。
天の安の河原に
神集ひ
集ひて、
高御産巣日の神の子
思金の神
九に思はしめて、
常世の
長鳴鳥
一〇を
集へて鳴かしめて、天の安の河の河上の天の
堅石を取り、天の
金山の
鐵を取りて