“かげどうろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
影燈籠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此のただ一つのともしびが、四五人の真中へ入つたら、影燈籠かげどうろうは、再び月下に、其のまゝくる/\と廻るであらう。
光籃 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
塀の外をちらほらと人の通るのが、小さな節穴をすかしてはるかに昼の影燈籠かげどうろうのように見えるのを、じっみまもって、忘れたように跪居ついいる犬を、勇美子はてのひらではたと打って
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)