“おもざ”の漢字の書き方と例文
語句割合
面差100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妹とよく似た面差おもざしはしていますが、これは妹と違って細面の、あでやかなひとみ……愛らしい口許くちもと……たかい鼻……やっぱりふさふさとした金髪を、耳の後方うしろで付けて、せいも妹よりは
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
お前と菊治が子供の時から一緒に育つたせゐが、赤の他人のくせに、不思議に面差おもざしが似て居る、——俺はそれに騙されて、幾日も/\無駄にした上、三人も五人も餘計殺生せつしやうをさして了つた。
その人の面差おもざしが私によくているというのよ。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)