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おとなげた
ふりがな文庫
“おとなげた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大人下駄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大人下駄
(逆引き)
ねいあなた、わたしがいちばん後に見た時にはだれかの
大人下駄
(
おとなげた
)
をはいていた。あの子は容易に素足にならなかったから下駄を
奈々子
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
自分が
嗽
(
うがい
)
に立って台所へ出た時、
奈々子
(
ななこ
)
は姉なるものの
大人下駄
(
おとなげた
)
をはいて、外へ出ようとするところであった。
焜炉
(
こんろ
)
の火に煙草をすっていて、自分と等しく奈々子の後ろ姿を見送った妻は
奈々子
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
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