“おきのかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
隠岐守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一益は驚いて、調べさせていると、飯尾隠岐守おきのかみと下方左近将監しょうげんのふたりが、陣地から伝令をよこして
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それをよそにして、矢の倉の河岸かし、本多隠岐守おきのかみの中屋敷の塀の外に立っているのは、例の頭巾を被った机竜之助であります。机竜之助は竹の杖をついてその塀の下に立っていました。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
目下は松山藩松平隠岐守おきのかみの屋敷に預けられて評定所の糺問きゅうもんを受けているのだった。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)