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おかちん
ふりがな文庫
“おかちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御餅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御餅
(逆引き)
と火鉢の
傍
(
そば
)
へづかづかと
行
(
ゆ
)
けば、
御餅
(
おかちん
)
を焼くには火が足らないよ、台処の
火消壺
(
ひけしつぼ
)
から消し炭を持つて来てお前が勝手に焼てお喰べ、
私
(
わたし
)
は今夜中にこれ一
枚
(
つ
)
を上げねば成らぬ
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嫌
(
いや
)
な子だねこんな遅くに何を言ひに来たか、又
御餅
(
おかちん
)
のおねだりか、と笑つて、今あけるよ
少時
(
しばらく
)
辛棒おしと言ひながら、仕立かけの縫物に針どめして立つは年頃二十余りの意気な女
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
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