“えひがさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
絵日傘100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉虫色たまむしいろの服をきた美しい女が、片手かたて絵日傘えひがさを持ち、すらりとした足をしずかにすべらせようとしています。二じょうもあろうと思われる高いところです。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
絵日傘えひがさをさした田舎いなかくさいドイツ人夫婦が恐ろしくおおぜいの子供をつれて谷を見おろしていた。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
椿子つばきこ絵日傘えひがさもたせやるべきか
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)