“えうめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杳冥50.0%
窈冥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ、太素は杳冥えうめいたれども、本つ教に因りてくにはらみ島を産みたまひし時をり、元始は綿邈めんばくたれども、先の聖にりて神を生み人を立てたまひし世をあきらかにす。
體中の汗が一時に引いたほど、四邊には窈冥えうめいたる冷氣がいつばいたゞようてゐた。傍の立札には、建武元年十一月より翌年七月まで八ヶ月間護良親王こゝに幽閉され給ふ、と書いてあつた。
滑川畔にて (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)