“うしまち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丑待50.0%
牛町50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘は、誰も勝手を知らない、その家で、その丑待うしまちひとりでして、何かに誘われてふらふらと出たんですって。……それっきりになっているんですもの。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
或夜いつもの如く品川宿よりの帰りみちつれの者にもはぐれ、唯一人牛町うしまち一筋道ひとすじみちを大急ぎに歩みまいり候とおもいほか何処どこまで行き候ても同じやうなる街道にて海さへ見え申さず候ゆえ、これはてつきり
榎物語 (新字新仮名) / 永井荷風(著)