“いまはま”の漢字の書き方と例文
語句割合
今浜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「オオっ。今浜いまはまの砂丘に、鍾馗しょうきのお馬印うまじるしが見えるわ! まさしく、金沢表のお味方が参られたぞっ。おおうい! みんなあ! よろこべ、よろこべ。われらの援軍は、今浜まで来ているぞ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「むむ、至極道理だ。……わしは少しあわてたとみえる。ここは今浜いまはまだな」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は、三里ほど南の湖畔にある今浜いまはまこそ、わが住むところと眼をつけた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今浜いまはまのふしん、まだあら壁も所々ながら、母うえにもおいそぎ、そもじにも久々にて会いたさ、待ちわびられ候えば、すぐ御したく、おうつりあるよう、そもじより母上へつたえ賜われかし、の事
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)