“いっしゅつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
溢出50.0%
逸出50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩文をくして、文集五十巻、詩集五巻をあらわせるも、詹同せんどうと文章を論じては、文はたゞ誠意溢出いっしゅつするをたっとぶと為し、又洪武六年九月には、みことのりして公文に対偶文辞たいぐうぶんじを用いるを禁じ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
満ち足りた沈黙に次いで溢出いっしゅつがやってきた。夜は彼らの上に朗らかに輝き渡っていた。
鼠と戦争をするのは覚悟の前だから何疋来てもこわくはないが、出てくる方面が明瞭でないのは不都合である。周密なる観察から得た材料を綜合そうごうして見ると鼠賊そぞく逸出いっしゅつするのには三つの行路がある。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
当の毒蜘蛛は逸出いっしゅつしていなかったので私はほっと安心した。
蜘蛛 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)