“あとかへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
後退100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度出た門を急に後退あとかへりをして厄介ついでに成るべく人の好ささうな教授連に紹介やら保証やらを頼み廻つてゐる。
暫くすると、欧陽詢は気がいたやうに馬を促立せきたてた。馬は食べさしの草をくはへた儘ぽか/\と歩き出した。やつちやうも来たかと思ふと、欧陽詢はだしぬけに手綱を引張つて馬を後退あとかへらさうとする。