“あさとで”の漢字の書き方と例文
語句割合
朝戸出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまひくをまつ朝戸出あさとでの手すさびに
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
なお、「朝戸出あさとでの君が光儀すがたをよく見ずて長き春日を恋ひや暮らさむ」(巻十・一九二五)があって、外形は似ているが此歌に及ばないのは、此歌はいまだ個的なところが失せないからであろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ひと日高みの朝戸出あさとで
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)