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『妻のこと』
ふりがな文庫
『
妻のこと
(
つまのこと
)
』
この本を編集して、 妻は村山隆子といって、今は三重県鳥羽市に編入された坂手という島の米穀、酒、雑貨商(田舎によくある「よろず屋」である)の娘であった。当時は坂手村といい、漁師ばかりの島で、隆子の父は雑貨商は人まかせで、村に一つの小学校の先生 …
著者
江戸川乱歩
初出
「わが夢と真実」東京創元社、1957(昭和32)年8月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
面
(
つら
)
纏
(
まと
)
隆子
(
りゅうこ
)