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『寺田寅彦の追想』
ふりがな文庫
『
寺田寅彦の追想
(
てらだとらひこのついそう
)
』
寺田寅彦という名前を、初めて知ったのは、たしか高等学校二年の頃であったように思う。 あの時代は、大正の中頃といえば、わが国の社会運動の勃興時代であった。河上博士の『貧乏物語』が、高等学校の学生たちの間に熱心に読まれていた。『中央公論』や『改 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
歴史 > 伝記 > 個人伝記
初出
「寺田寅彦の追想」甲文社、1947(昭和22)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約40分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仇
(
かたき
)
一通
(
ひととお
)
冗談
(
じょうだん
)
惧
(
おそ
)
旧
(
もと
)
渾々
(
こんこん
)
点
(
つ
)
絢爛
(
けんらん
)