ゆふすげびと
かなしみではなかつた日のながれる雲の下に 僕はあなたの口にする言葉をおぼえた、 それはひとつの花の名であつた それは黄いろの淡いあはい花だつた、 僕はなんにも知つてはゐなかつた なにかを知りたくうつとりしてゐた、 そしてときどき思ふのだが一 …