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『土俵の夢』
ふりがな文庫
『
土俵の夢
(
どひょうのゆめ
)
』
去年(昭和二十一年)の歳末、鈴木信太郎さんがひょっこりやってきて一杯飲みながら、いろいろな画を描いていってくれた。鈴木さんがびっこをひきながら私の住む伊東の町はずれまで来るのは並大抵のことではなかったであろう。口に出してこそ言わなかったが私 …
著者
尾崎士郎
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 相撲 拳闘 競馬
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)