寡作流行作家かさくりゅうこうさっか
昨年の晩秋、福井ラジオの営業局長をしている池田左内君が上京のついでに、私の陋居を訪ねて来た。昔上智大学の新聞科で教壇というよりも、主として附近のオデン屋や、新宿の酒場え連れて行き、三、四の学生に他愛のない放談を聞かせただけだったが、彼はその …